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代表 大野まゆみの想い

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第3節 法人化、そして再開発

平成24年3月法人化(RoomMIYU合同会社)
そして再開発

お店は私の命。その命を、再開発のために差し出すことになった。

ことが動き出した初めのころ、不安だらけだった。どうなってしまうのだろうと思った。
しかし「いや違う、どうするのか」なのだ、と気づいた。
部外者は「よかったじゃない」とか「大変ね」とか他人事なのだ。
逆に言うと自分のかわりにはなれないということなのだ。
だから、逆に自分自身のことなのに「客観的に」考えた。

自分を遠くから観たのだ。
そして、結論「再開発で皆に良いものができるのなら、喜んで自分の命を差し出そう」と結論がでた。
そして、私の人生の体力を考えて、「お店」という形態をとって仕事するのは、あと20年と目標を設定した。

一人でもできるくらいの規模にして、経常経費は出来るだけ安くなるよう、半分の面積の今の場所と縁を結べた。
不動産は縁だとよく言う。
「ここが良い」と思ったら、すぐ行動しないと、あっという間に縁はなくなってしまうものである。

有難いことに、目と鼻の先に、現在の場所が空いていた。
情報を集め、良く考え「ここしかない」という結論に至り、そこからは、電光石火のごとく動いた。
出来うる限りのエネルギーを注いだ。人知れず。


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