代表 大野まゆみの想い

第2節 自分で決められるようになってから

どん底を経験した後、運命が好転していくのを感じた。

そこからは、毎日毎日、学んだ。
毎朝、歩いた。
沢山の本を読んだ。
その中でも『四書五経一日一言』を3年ずっと読み続けた。

その本を読んでいくうち、
私のメンターは「孔子」をはじめとする偉人達だと気づいた。
時を超えて偉人たちは私を励ます。私の幹がぶれないのは、偉人たちの教えがあるからなのだ。

生きている人は、色々な現実を私に見せる。人間だからよい部分も弱い部分もみえてしまう。
そこで幻滅する自分がいた。
「あれ?あんなに素晴らしい対談が本に掲載されていたのに、実際はこんなことも言うのか。」
そこで、偶像化している自分に気づく。素晴らしい人は完璧だと思い込んだのは、勝手な私だった。
だから、過去の偉人たちの言葉が一番素晴らしいのだと。

色々な事情で、治療院に住んでいた私だが、転機が訪れた。引っ越しだ。
職住接近が良いので、
近くのマンションに引っ越した。

引っ越してから、私は朝3時半に起床し、1時間は自分の好きなことをした。
その後は、風呂に入り、床を拭き掃除する。
新しいきれいなマンションだったので、汚さないことを実行すればよいので、とても頑張れた。
洗濯物を絶対にためない。汚れたらすぐにきれいにする。使ったものは元の場所に戻す。
雑でよいので「後で」をなくしていった。

その結果、いつもきれいな自分でいられ、重くなく、動きがすぐでき、快適な生活を送ることができた。
「天知る地知る子知る吾知る」いつも誰かが見ていることを意識し後悔しない行動を心掛け実行した。
夜は21:30には寝床についた。6時間の睡眠を確保した。

そして、引っ越して約1年後、東日本大震災がおこった。
今終わっても悔いがない行動をしようと、更に毎日毎日頑張った。
また、本を本当によく読んだ。今もそれは続けている。
点が線になって私の未来を創ると気づきだしていた。
澄んだ心と頭でいると必ず良い出会いがある。



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