代表 大野まゆみの想い

第1章 経験

第1節 死について考えることから、始まる。

1.父の死

父が昨年(平成28年)亡くなった。生まれたら死ぬのだ。
一通りを知ると、人生観は変わる。物はすべてなくなるのだ。盛者必衰。
 
平家物語。
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。風の前の塵に同じ。
 
沢山のことを学んだ。
お金の整理をすること。自分の命の終わりを自分で決めること。悔いなく生きること。人の行動のこと。
亡くなると、もっと近くに感じるようになること。言い尽くせないこと。それでも人は生きていること。
 
「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている(伊集院静)」 …心に響く「現代の名言」ランキング 2013/1/13日経新聞


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