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代表 大野まゆみの想い

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第1節 お店に対する想い・考え

昨年旧店舗が再開発になり、移転しました。
お店は私の命。その命を、再開発のために差し出すことになったのです。
お店をたたみ、父の介護をすることも出来ました。それでも、お店を続けることを選んだのです。
継続することが人生のすべてだ(といっても過言ではない)からです。
 
人は私を「いいわね、一人で」といいます。本当にそうだと思います。
「一人は楽ではないが、不便ではない。」し、自分で考えて、自分の行動を決められるからです。
その代り責任は100パーセント自分にあります。(本当は一人の人でなくともそうなのだが、気づいている人はあまりいない)
「ちょっとした相談ができない。」逆に言えば、ちょっとした相談をしてしまうから、人の意見が入ってしまい、思う通りならずイライラする人になってしまう。

だから、私は幸せだと思います。
自分の道を、自分の責任で歩み続けることができるからです。
お店があり、そこにはお客様もスタッフもいます。孤独ではないし自由です。
こんなに素晴らしいことはありません。

共存共栄。
独歩共生。
龍となれ雲おのずと来る(武者小路実篤)

このことを、実践できるのです。
 
スタッフみんなが良ければお店が良い。
「みんなが良い」ようにするために時間をかけます。

具体的には
ミーティングは必ず3人で行います。
Aさんが話す。AさんとBさんが会話し始める。Cさんは客観的に聴いている。
Bさんが話す。BさんとCさんが会話する。Aさんは客観的に聴いている。

このように、「客観的に聴く」時間を作りだします。そのことで、物事を深く考えることが出来るようになります。
1対1だと、相手の意見を考える時間がないのです。

人間「自分が正しい」と思って行動していますから、1対1だと意見の対立が起こり、本当は相手が正しいことでも、なかなか相手を認めることはできにくくなります。
結果、判断を間違えることが多くなってしまうのです。認めあえる社会を実践し、皆が良くなる仕組みをつくっているのです。
 
3人がいない時は、紙上を1人と考えて話し合います。
AさんとBさんと紙で、3者をつくりだします。紙には出来事と意見が記入してあります。
紙を1人と考えると、AさんとBさんが紙の内容を良く読み、理解しようと考えます。
すると、不思議に3者会談になって、判断がスムーズになります。
 
3者がよいと気づいたのは。
 
「相手良し自分良し世間良し。」近江商人の教えでした。
 
必ず3方良しを念頭に考えれば、必ず3方良しになるのだから不思議です。
 
以前の私は、3方良しではなく「自己犠牲」の人でした。
いつも自分が我慢、自分だけが頑張ればよい、と思っていました。
けれどその様なことを相手は望んでいないし、逆に迷惑なのだと気付いてからは、とても良いリーダーであると自負しています。

3方良しが簡単だからです。簡単にできるからです。
3方良しを大原則におくと、ほぼ間違わないことがわかったからです。

 


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